仕事紹介 - 研究開発部門

分析・評価はやりたかった仕事。
難しい研究ほど、やりがいを感じます。

私は大学で分析化学を専攻していました。研究職を志望して就職活動をしている中で、大善を発見。会社見学に来たときに、パルプの分析をしている現場を見て、「これまでに学んだことが生かせる仕事だ」と思って入社しました。研究開発部門の仕事は、原料サンプルの測定、テスト計画の組み立て、サンプル処理のテスト、測定結果やテスト結果の分析・評価、それらに基づく報告書や資料の作成などがメイン。他にも、プレゼンテーションやフローの組み立て、マテリアルバランスの計算なども行っています。初めて分析するサンプルで「これって、どうやって処理するんだろう」というものに出会ったとき、データを分析しても理由がわからない現象が出てきたときには、それらを解明していくことにやりがいを感じます。どうしても手に負えないときは、研究所の所長や、製紙業界のOBの顧問、古くから当社に勤めている工場の方などに相談できるので安心です。昨日、理解できなかったことが分かるようになる。一日一日で成長を感じています。

うれしかったエピソードは?

入社1日目に、いきなり「薬品の添加率を計算してみて」と言われ、ちょっとびっくり。大学で学んだ薬品添加量の計算方法は、「モル」と言って分子量から計算するもの。大善では重量からパーセンテージを出す方法なので、何もできなくて悔しい思いをしました。でも、そこで新しい方法論を覚えたことや、その結果を報告書に仕上げてほめてもらえたので、すごく達成感がありましたね。初めての仕事で、少しでも会社のために役に立てたことがうれしかったです。

大善はこんな会社

社長をはじめ、上司とも冗談を言って笑い合うことができる、フランクな雰囲気。研究部門も今は3人なので、とても家庭的です。研究所の所長は私の理想の上司。教え方もうまいし、優しいし、私たちのことをちゃんと見てくれています。私も、将来は所長のような頼られる先輩になりたいと思います。

私の仕事へのこだわり

私の研究者としてのこだわりは「嘘をつかない」こと。世界的なトップメーカーでも自社商品を擬装したりする事件を目にします。データは嘘をつかない。嘘をつくには人間だけ。実験をして思っていた結果が出なかったとしても、そのデータは正しいはずなので、原因を調査して、何がおかしいのか考え、試行錯誤しながら問題を解決するようにしています。

1日の流れ

7:45
清掃活動・環境整備
8:30
本日の予定の確認
8:45
サンプル分析
12:00
昼食
13:00
お客さまが来社、テストを依頼される
14:00
テスト分析
16:00
テスト結果に基づく資料作成
17:15
日報を書いて退社
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